1週間程度のちょっとした旅行や実家への里帰り。
宿泊先のネットワーク環境は気になるところです。
最近のホテルではWi-Fiが使えるところが増えました。
Wi-Fiがないにしても有線LANは設置しているホテルもあります。
実家にしてもそう。
たいていはWi-Fi環境が整っています。
でも通信速度はどうでしょう？
ホテルでは複数の部屋で通信回線を共有するので、通信速度は安定しません。
実家が田舎だと通信環境が悪いところも。
しかも親はあまり通信速度を気にしていないということもあります。
そんな時には自分専用のネットワーク環境が欲しくなってしまいますよね。
目次
スマホのテザリングでも通信はできるが
もちろん、スマホのテザリングでも通信はできます。
テザリングオプションが有料の場合も
auやソフトバンクでは加入しているプランによってはテザリングオプションが有料の場合も。
費用が500円/月程度かかります。
その点ドコモだと無料、格安SIMでは一部有料のところもありますが、ほとんどが無料です。
通信品質が悪い
テザリングではbluetooth方式とWi-Fi方式が選べます。
テザリングにはバッテリーもちのよいbluetooth方式がおすすめですが、通信速度が遅いというデメリットがあります。
かといってWi-Fi方式だと無通信時間が長くなると切断されたりして不便です。
iOSだとinstant hotspotという便利な機能もありますが。
また通信速度面での不安もあります。
3大キャリア（ドコモ、au、ソフトバンク）だと通信速度が低下することはあまりありません。しかし格安SIMだと3大キャリアから回線を借り受けて運用していることもあり、通信速度を制限していることも。
SNSやメールなどだとあまり気になりませんが、動画やパソコンの作業だと重くてできなくなってしまうことも。
ギガがなくなる
スマホのテザリングで一番問題なのはギガがなくなってしまうということ。
特に動画視聴はパケットの消費量が多いので、1本の映画を見ると1GB以上消費することもあります。
パソコンでの作業も思った以上にパケットを消費してしまいます。
ギガがなくなってしまい、更に追加で費用がかかるのは避けたいところです。
モバイルルーターをレンタルするメリット
そこで検討したいのがモバイルルーターのレンタル。
モバイルルーターは大容量のギガを持ち、動画視聴やパソコンでの作業には最適。
安定した速度と通信エリア
モバイルルーターはスマホと同じ、大手キャリアの電波を使っているので電波が届かない心配はありません。日本中どこでも使えます。
通信速度の面でも安心です。格安SIMだと速度制限されることも多いのですが通信速度はほぼ一定。
さらにテザリングと違ってWi-Fiルーターなので、一日中電源入れっぱなしでいつでも通信が可能です。
借りる手間、返す手間が少ない
レンタルで心配なのは借りる手間と返す手間ですよね。
その点も大丈夫です。
Webで全ての手続きが可能ですし、ルーターは自宅まで届けてもらえます。
返却も郵便ポストへの投函なのでいつでも可能です。
費用が安い
そして何といってもパケットあたりの費用の安さ。
スマホだと1GBあたり千円程度が必要になるところ、モバイルルーターで大容量のものだと月に100GB程度使え、1GBあたりに換算すると80円程度。
パケットを気にせず使えるのは最大のメリットです。
さらにレンタル期間は1日単位で指定できます。期間延長も自動でおこなわれるので特に何もすることはありません。
解約金なしのモバイルルーターを契約するという方法もありますが、使用期間が最低でも1ヶ月以上になるので1日単位で指定できるレンタルのほうが圧倒的に安く使えます。
短期間だけWi-Fiを使いたいならWiMAXのレンタルがおすすめ
そんなモバイルルーターのレンタル。
選択肢としてはソフトバンク回線を使ったモバイルルーターかWiMAXの2択。
au回線やドコモ回線を使ったモバイルルーターもあるのですが、通信容量の制限があったり価格が高めなので現実的ではありません。
そしてソフトバンク回線を使ったモバイルルーターとWiMAXを比較してみると、通信速度の低下が少ないWiMAXがおすすめです。
ソフトバンク回線のモバイルルーターは卸業者が通信速度の制限をする場合が多く聞かれます。
「無制限」と言っているのですが、実質は5GB/日や90GB/月で規制されるのが現実。
制限後の通信速度は128kbpsや256kbpsまで低下します。
その点WiMAXも10GB/3日で制限されるのですが、制限後の速度は1Mbpsであることと、制限される時間は18:00～26:00頃までで翌日には解除されます。
費用的には若干WiMAXのほうが高くなりますが、通信品質を考えると妥当な価格だと思います。
