WiMAXとは何か?メリットとデメリットを知ろう!

WiMAX

WiMAX2+とはインターネットを使うためのデータ通信サービスです。
UQコミュニケーションズが提供しており、無線通信ながら、低価格で利用できるのが特徴です。

光回線やスマホでもインターネットを使うことは可能ですが、WiMAX2+と何が違うのかが分かりにくいですよね?

この記事でWiMAX2+の概要とメリット・デメリットを知ってもらい、あなたが通信サービスを選ぶための手助けになればと思います。

ポケットWiFiと混同している人も多いので、こちらの記事もどうぞ。

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UQコミュニケーションズとは?

UQコミュニケーションズという会社ってあまり聞いたことないですよね?

  • 2007年にWiMAX実証実験の事業化を目的として設立
  • 2009年からUQ WiMAXとしてサービスを開始(UQはUniversal Qualityの略)
  • 2013年よりWiMAX2.1の規格を採用した「WiMAX2+」のサービスを開始

現在はKDDI(au)が100%出資している完全子会社になっています。

WiMAX2+のメリット

WiMAX2+を使うことで得られるメリットは何でしょうか?

  • WiFi機器があればどこでもインターネットが可能
  • 超高速な通信速度
  • 実質通信制限なしの料金プラン
  • 面倒な設置工事が不要

これらを詳細に見ていきましょう。

WiFi機器でどこでもインターネット

端末はポケットに収まるほどの小ささで、WiFiルーターの機能を持っています。

端末が小さいと持ち運びに便利ですよね?

外出時にも手軽に持ち回われることで、どのWiFi機器でも自宅と同じようにインターネットを使用することができます。

超高速でインターネット

WiMAX2+の通信速度は440Mbpsです。さらに4G LTE回線を同時に使うことにより最大708Mbpsの通信速度となります。
光回線の通信速度は1Gbpsですが、それとほぼ変わらない通信速度なのです。

自宅の固定回線としても十分な通信速度ですよね?

そのため最近では固定回線代わりにWiMAX2+を導入される方も増えています。

実質通信制限なしの料金プラン

スマホには月間7Gや30Gのパケット通信量制限があります。
規定のパケット通信量を超過すると、通信速度が128kbpsに制限されてしまいます。

通信速度が128kbpsに制限されると、Eメールくらいしか使うことができなくなってしまいます。

ではWiMAX2+の通信制限はと言いますと、

通常プランの場合

  • 1ヶ月7GBを超過すると当月末まで通信速度が128kbpsに制限される

ギガ放題の場合

  • 月間データ量の上限なし
  • 3日間で10GBを超過すると翌日18時〜2時に通信速度が1Mbpsに制限される

ギガ放題の場合は実質無制限に使うことができます。
しかも通信速度が制限されても1Mbpsであるため、低品質の動画であれば十分視聴可能です。

面倒な設置工事が不要

WiMAX2+は無線通信を使ったサービスです。

光回線と異なり設置工事が不要です。

そのため端末さえ準備できればすぐにインターネットを使うことができます。

auスマホ(携帯)を持っていると割引がある

WiMAXを提供しているUQはKDDIのグループ会社です。

そのため、auスマホ(携帯)を使っているユーザーには「auスマートバリューmine」という割引サービスを提供しています。

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WiMAX2+のデメリット

WiMAX2+には他の通信サービスにはないメリットがありました。
しかし以下の点についてはデメリットとなります。

  • バッテリー残量を気にしなければならない
  • 使用場所が制限される
  • 4G LTE(auスマホ回線)との併用では通信制限が厳しい
  • 動画視聴メインの人だと通信制限にかかってしまう

バッテリー残量を気にしなければならない

WiMAX2+はモバイル機器のためバッテリーで駆動します。
当然持ち歩きしているとバッテリーは減っていきますよね。

使用する通信量にもよりますが、6時間〜9時間程度が限界です。

それ以上持ち歩きする場合には途中で充電するか、モバイルバッテリーを使うことになるでしょう。

使用可能エリアが制限される

WiMAX2+で使用している電波はドコモ、au、ソフトバンクなどで使用している携帯の電波と異なり、屋内や地下では届きにくいという特性があります。
また全国の主要部分はカバーされていますが、山間部ではまだ繋がらないところもあります。

4G LTE(auスマホ回線)との併用では通信制限が厳しい

月額1,000円を追加することででauスマホの回線である4G LTEも併用する事ができます。

ただしこちらは7GB/月の通信量制限があります。

通信量を超過した場合は通信速度が128kbpsに制限されてしまいます。

動画視聴メインの人だと通信制限にかかってしまう

WiMAX2+は実質無制限とは言っても3日で10GBと言う制限はあります。

動画のダウンロードレンタルなどを使用すると4G程度使用することもあります。
また、YouTubeの高精細映像(720p)だと1時間で約500MB〜800MBものパケットを使用するため、通信制限にかかってしまう可能性が高くなります。

そのような使い方をされる場合は光回線を契約する方がよいでしょう。

WiMAXのプロバイダを比較

いかがでしょうか?
あなたにWiMAXが使えそうだと思えたらチャンスです。
今の通信料金を半分以下にする可能性もあります。

WiMAXを提供しているプロバイダは多数いますので、最適な契約プランを考えてみましょう。

自分に最適な契約プランを確認したいかたはWiMAXのプロバイダを徹底比較を参照してみてください。

参考までに私がBroadWiMAXを新規契約した時の流れを記事にしました。
ご参考まで。

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