ハイスピードプラスエリアモードとは、WiMAX2+と4G LTEそれぞれの電波を使用して通信することができるモードです。WiMAXは高速通信、低料金を売りにしていますが、都市部を中心に展開しているので山間部のカバー率が低いのが弱点です。
私はスキーとかゴルフとかによく行くのですが、山間部ではWiMAX2+の電波が届いておらず、通信できないことも多々あります。
そこでそれをカバーするハイスピードプラスエリアモードを積極的に活用しています。
ハイスピードプラスエリアモードの契約方法
ハイスピードプラスエリアモードを使うにあたり、特別な契約は必要ありません。
ハイスピードプラスエリアモードに対応している端末であれば、端末の操作で通信モードを切り替えるだけです。
- モードを「ハイスピードモード」と「ハイスピードプラスエリアモード」で切り替えて使用
- 一時的に4G LTEを利用する「ワインタイムHS+A」機能(WX06に搭載)
WX06に搭載されている「ワンタイムHS+A」機能は、ハイスピードプラスエリアモードの解除忘れを防止するための機能です。
ボタン押下で「ハイスピードプラスエリアモード」になりますが、「ワンタイム解除ボタン押下」「電源OFF→ON」「休止/ウェイティングから復帰」「一定時間(10時間)」で自動的に「ハイスピードモード」へ復帰します。
ハイスピードプラスエリアモードのメリット
ハイスピードプラスエリアモードのメリットとしてあげられるのは次の3点です。
- エリアカバー範囲が広がる
- 屋内や地下でも電波が入りやすくなる
- 通信速度が早くなる
WiMAXの人口カバー率は高くなってきたとはいえ4G LTEほどではありません。都市部を外れてしまうと途端に電波が届かないところがあります。しかもWiMAXの電波は直進性が高いため、都市部でも地下や建物内部だとWiMAXの電波が届かない場所がまだまだあります。
詳しくはこちらの記事:WiMAXと4G LTEの比較
スマホのパケット料金節約のためにWiMAXに契約したのに電波が届かないなんて・・・。そうならないようにWiMAXではハイスピードプラスエリアモードがあります。
ハイスピードプラスエリアモードで受信できる4G LTEはauの電波のため、auスマホと同等のエリアカバー率です。
したがって、スマホのパケット料金を節約するためには必須の機能ですね!
ハイスピードプラスエリアモードの速度制限の解除は?
ハイスピードプラスエリアモードは、貴重な4G LTE回線を利用するため1ヶ月で7Gbyteまでしか使えないという制約があります。それ以上の通信量を使用した場合は128kbpsに速度制限されてしまい、制限が解除されるのは翌月なのです。制限がかかってしまうとハイスピードモードの通信速度も128kbpsになります。
ハイスピードモードの通信量制限は3日間で10Gbyteまでで翌日には再計算され制限が解除されました。速度制限も1Mbpsと比較的緩めだったことを考えると、ハイスピードプラスエリアモードで制限にかかってしまうとかなり厳しいです。
注意して使用しましょう。
ハイスピードプラスエリアモードのオススメの使い方
そのため、私がオススメする使い方は以下のとおりです。
- WiMAXの契約は3年
- 家や都市部で普段使っているときはハイスピードモード
- 旅行などで遠出をする時にハイスピードプラスエリアモードに変更
- ただしパケット量が超過しないようWiMAX端末を操作して予防する
ハイスピードプラスエリアモードの最大のデメリットである1,005円の月額料金は、3年契約することで無料になります。そして128kbpsに速度制限されることは避けたいので、通常はハイスピードモードを使用し、移動中はハイスピードプラスエリアモードに変更します。
パケット量を多く使う動画などは主に自宅で楽しむことが多いですよね。逆に移動中はサイト参照や、ゲーム、音楽などの利用が多いので、そこまでパケットを使いません。
無料でハイスピードプラスエリアモードを使う
ハイスピードプラスエリアモードのメリットは次の3点。
- エリアカバー範囲が広がる
- 屋内や地下でも電波が入りやすくなる
- 通信速度が早くなる
その利点を生かしてハイスピードモードとうまく組み合わせて使うことで、便利に利用できます。
月額料金は1,005円必要ですが、WiMAXを3年契約することで無料になります。
プロバイダから契約すると全て無料ですので、こちらからおすすめのプロバイダをみつけてください。
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